小網代(こあじろ)の森~アカテガニ放仔観察会🦀🦀~
8月26日(日)
NPO法人小網代野外活動調整会議さん主催の、
小網代の森における、アカテガニ放仔観察会に参加してきました。🦀🦀
このプログラムでは、自然界に生息する生き物を感じ取れます。
里に人が手を入れることで、環境は大きく変化します。
今回、人と自然の共存について学べました。
この活動に関して記していきたいと思います(*´▽`*)
小網代の森とは
小網代の森は、三浦半島の先端にある、相模湾に面した約70haの森です。
森の中央にある谷に沿って流れる「浦の川」の集水域として、
森林、湿地、干潟及び海までが連続して残されている、
関東地方で唯一の自然環境と言われています。
森、川、海のつながりが必要なアカテガニをはじめとして、希少種を含む
多くの生き物たちが、多様な生態系を形成しています。
(※神奈川県HPより)
とにかく、自然豊かな地域です(*’▽’)
アカテガニとは
今回、観察するアカテガニは知る人ぞ知る??かわいらしいカニさんです!
ハサミの部分が真っ赤なことからアカテガニと言われています🦀🦀
特徴的なのが背中の甲に笑ったような赤い線があることです。😊
さるかに合戦のモデルにもなったとか・・・Σ(・□・;)
基本的には森など地上で暮らしています。
海なしで暮らせるカニはアカテガニとサワガニだけであり、とても珍しいとのこと。
そんなアカテガニですが、幼体期には海でしか暮らせません。
そのため、アカテガニの母親は海へお産にいきます。(※産卵ではない)
その”カニのお産”を見に行くのが今回の目的です!
アカテガニ放仔観察会
というわけで、実際の観察会の場にうつります。
プログラムは以下のような流れとなっていました。
①小網代の森、アカテガニの説明
②アカテガニや生息するカニの観察(カゴの中にいる)
③アカテガニの紙芝居
④アカテガニの放仔観察会🦀🦀
⑤カニの赤ちゃんの観察
②アカテガニや生息するカニの観察(カゴの中にいる)
間近に見るアカテガニは想像以上に赤かったです。
小網代で捕まえたカニを数匹見せていただいたきました。
と、ともに本当に数多くの生物がこの地域に生存していること、
環境が整えば、多くの生物が暮らせるということを学びました。
③アカテガニの紙芝居
紙芝居ではアカテガニの一生と、自然の厳しさを学ぶことが出来ます。
④アカテガニの放仔観察会🦀🦀
僕が行った回は、カニが大量に来ました。
運営側の人も「いっぱいいるー!」と感動していました。
⑤カニの赤ちゃんの観察
カニが出産をした直後にコップでその付近の水をすくい、
それを、顕微鏡でのぞきました。
幻想的でした(^-^)
思ったこと~
小網代の森は本当に自然豊かで、気持ちの良くなる場所でした。
カニさんもとても可愛らしかったです(*’ω’*)
この地域は、もともと荒廃していたのですが、
人の手によって今の素晴らしい状況になりました。
そして、現在も人の手入れによってこの美しさを保っています。
どうしても、自然はありのままの自然が美しいと思われがちですが、
何も手入れをしないと草がおい茂りすぎてしまいます。
そうなると、森はどんどん暗くなり、光を必要とする植物が育たなくなり、
結果として、森は荒廃してしまいます。
自然と人間の共生
いろいろ考えていかなければいけないなぁと思いました。
小網代の森での活動に興味を持たれた方
・NPO法人小網代野外活動調整会議→HP
・パブリックリソース財団のHP、Facebook
・Give One(ギブワン)のHP、Facebook、Twitter
(インターン生 堂高)